会社に入って数字は大事だと言われませんか?けど理由がわからない。
また、数字の扱い方がわからないことはありませんか?
ボクもわからない時期がありましたが、数字の本を読んで気づいたことがあるのでまとめてみました。
これを読むことで数字の本質をつかむことができます。
そして行動に移すことで数字を扱うことへの抵抗がなくなります。
結論を一行でまとめると「数は概念であり、具体的にイメージすることが重要である。」ことです。
数とは概念
まずそもそも数字とはなにかを見てみましょう。
数字(すうじ、英: numeral)とは数(数値、数量、英: number)を表現するための記号(英: figure, 英: digit)および文字(英: character, 英: letter)である。 ただし日本では、数字は数自身と混同されることが多いが、これによって問題を生じることもある。
Wikipedia
ここで数の欄も見てみましょう。
数(かず、すう、英: number)とは、
・ものの順序を示す語。また、その記号、数字。
・個々の物(もの)や事(こと)が、(全体または一定の範囲で)いくつあるか(あるいは何回おきるか)ということを表すもの。
ITなど特定の分野においては「数値(すうち)」ともいう。数とは、順序や量を表すための語(概念)、および その記号(文字)である。
Wikipedia
要するに数は概念、数字は数という概念を表すための記号および文字です。
○○○を3と表しましょう。
○○○○を4と表しましょう。ってことです。
具体化出来るかが大切
ここでのポイントは具体的なモノを数という概念(抽象的)にしていることです。
だから、数のポイントは数と具体的なモノへの行き来出来るようになることです。
図にするとこんな感じです。

だから数字を扱うためにはその数字を見たときに具体的な想像が出来ることが大切です。
1/2だったらどうなるか?
0.7だったらどうなるか?
図にしてみてください。図に出来たら分数や小数を理解してることになります。
具体的にするために「単位」が必要
上の図の例だったら個数になります。
実際には3リットルとか1000円とかいろんな単位があります。
単位がないと何の数字を表しているの分からなくなります。
長さでもm(メートル)と、mm(ミリメートル)の違いで1000倍違います。
お金でも100円と100千円で1000倍違います。
単位がないと何の数字を表しているの分からなくなります。
数学で単位が重要だと言いますが、これがその理由です。
また、「数字は間違えるな言われる」理由も似ています。
その数字が一桁違ってたら誤った判断をしてしまうからです。
想像してください。
100万円分売れる予想だったが、実際は8万円程度しか売れなかった。
よくよく資料を見直すと10万の予想だった・・・・
悲惨じゃないですか?
だから、数字は注意してみてください。
鍛え方:数字を見たらイメージする。ものを
鍛え方は至ってシンプル。
数字を見たらどれくらいかを想像することです。
例えば「300円」を見たときにこんな想像をすることです
- 100円玉3枚、10円玉30枚
- おにぎり2ぐらい買えるかな
- 500mlのペットボトル買えるかな
また、数値に置き換えるのもいい練習です。
例えばケーキ一切れを見たときにどれくらいの大きさかを数値で表してみることです。
- これは大体50cm2の大きさかな
- 全体の1/6くらいかな
とかですね。
ではここで例題です。質問です。今どれくらいお腹空いてますか?数値で表して見てください。
できましたか?
ボクは空腹度の最大を10としたら7のぐらいです。
「結構お腹が空いてます。」っていうと人に選って捉え方が違います
しかし、数値にすることである程度共通の理解ができます。
数字を使いなさいということは具体化しなさいということでもあります。
数字を使うには具体的なイメージが必要です。
つまり、数字を使えるようになると具体的に説明出来るようになることでもあります。
日々の説明も数値を使って説明出来るようにしていく練習をしてみましょう。
そしたら、徐々に数字に慣れてきます。
すぐにはできませんよ!じっくりじっくりやっていきましょう。急がば回れ。
まとめ
最初にも書きましたが、結論を一行でまとめると
「数は概念であり、具体的にイメージすることが重要である。」
これを使いこなすようになるには、数字から具体的なイメージをしてみる。モノを数字で表してみる。ことですね。
例えば上の行までの文字数は1835文字だそうです。
1835文字は400字の原稿用紙5枚目ですね。意外と多いとボクは思います。
こうやって数字を扱って行くのにどんどん慣れていきましょう!