別記事で旅費を安くする方法を書きました。
旅行を安くするための極意【早く日程を決めて早く予約するだけ】
実は書き切れてない技があるので紹介します。
これについて詳しく解説します。
途中下車出来る条件
途中下車:JR東日本にはこう書いてあります
「途中下車」とは、旅行途中(乗車券の区間内)の駅でいったん改札口の外に出ることをいいます。次の例外を除き、乗車券は、後戻りしない限り何回でも途中下車することができます。
次の表のきっぷでは途中下車できません。
- 片道の営業キロが100キロまでの普通乗車券
- 大都市近郊区間内のみをご利用の場合の普通乗車券
- 回数券
- 一部のトクトクきっぷ
- 特急券、急行券、グリーン券、寝台券、指定席券、乗車整理券、ライナー券
特定の都区市内(「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」参照)発着となる乗車券は、それぞれ同じゾーンの駅では途中下車できません。山手線内発着となる乗車券も同じです。
片道の営業キロが100キロ以上の普通乗車券なら途中下車出来ます。
(ただし、特殊な切符を除く)
具体例で見ていきましょう。
甲府→大阪の例
実はJRで100km越えの切符を買う場合、途中下車出来ます。
意外と知らない人多いんだけどJRで出発と到着の都道府県以外なら途中下車できるんだよね(・∀・)
今回、途中下車2回します(・∀・)
静岡と名古屋。
これだと直接大阪帰るのと800円(特急券代)しか違いません(・∀・)
寄り道楽しいよ(・∀・) pic.twitter.com/oywXeFcuc6
— ゆうと⌬Benzene (@cnd_yuto) 2019年3月3日
(正確に言うと上のツイートは間違ってます。出発の都道府県でも逆戻りしなければ使えます。)
このときの素直に行ったときのルートと必要な切符は下記の通り
- 甲府→大阪市内の乗車券:8210円
- 甲府→静岡の特急券(自由席):910円
- 静岡→大阪の新幹線特急券(自由席):4100円
計13,220円です。
このルートの際に静岡と名古屋で途中下車して人と会う約束を入れました。
実際に買った切符はこんな風になりました。
- 甲府→大阪市内の乗車券:8210円
- 甲府→静岡の特急券(自由席):910円
- 静岡→名古屋の新幹線特急券(自由席):2480円
- 名古屋→大阪の新幹線特急券(自由席):2480円
計:14,080円
差額860円しか変わんないんです。
だからうまく途中下車しておいしいモノ食べるとかにも使えますね。(*´∀`*)
まぁボクの場合は静岡で結婚した元カノに会いましたけどね(笑)
甲府→大阪 途中下車の旅1箇所目。
静岡。目的
元カノに会うため(・∀・)
ぶっ飛んでるなー(・∀・) pic.twitter.com/H9KTNlJmIx
— ゆうと⌬Benzene (@cnd_yuto) 2019年3月3日
こんなふうに特急→新幹線や特急→特急の乗り継ぎの時に途中下車するのも楽しいと思います。
ボクも水戸→大阪に移動するときに良く東京で途中下車しました。
注意点
まず、東京都内スタートの場合、東京都内で降りれません。下記に引っかかります。
特定の都区市内(「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」参照)発着となる乗車券は、それぞれ同じゾーンの駅では途中下車できません。山手線内発着となる乗車券も同じです。
ちゃんと途中下車:JR東日本に例が書いてあります。
【例】「東京都区内から大阪市内」の乗車券は、次のようなお取扱いとなります。
- 東京都区内の駅での下車
- 下車駅から先の区間については無効となります。
ただし、乗車駅から下車駅までの運賃を別にお支払いいただいた場合は再びご利用になれます。
- 川崎から吹田間の駅で下車
- もどらない限り何回でも途中下車できます。
- 大阪市内の駅で下車
- 旅行終了として乗車券はいただきます。
ただし、大阪と北新地とを当日中に徒歩連絡する場合に限って大阪または北新地での途中出場ができます (大阪市内のその他の駅では途中出場はできません)。
また、新幹線を使用して途中下車する場合は
特急券と乗車券を別になるように購入する必要があります。
東京駅→名古屋駅→新大阪駅の場合は
- 東京都内→大阪市内の乗車駅
- 東京駅→名古屋駅の特急券
- 名古屋駅→新大阪駅の特急券
になるように購入する必要があります。
この場合はボクは緑の窓口にいきます。
(券売機で買えるか試したことないです。)
ちなみにこの方法で名古屋で途中下車して、飲み会に参加→翌日に大阪に帰ったことがあります。
有効期限に注意
実は片道切符は距離によって、有効期限が違います。(JR東日本:乗車券の有効期間)
営業キロが100キロまでの場合と大都市近郊区間内(「大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例」参照)のみをご利用になる場合の乗車券は発売当日のみ有効ですが、101キロ以上の乗車券の有効期間は次のとおりです。
200キロまで 400キロまで 600キロまで 800キロまで 1000キロまで 2日 3日 4日 5日 6日 *1001キロ以上は200キロごとに1日を加えます。
往復乗車券の有効期間は、片道乗車券の2倍です(博多~新下関間にかかわる往復乗車券の有効期間は、「ゆき」「かえり」それぞれの合計です)。
乗車中に有効期間を経過した場合は、途中下車をしない限り券面に表示された最終駅まで使用できます。
東京ー大阪間は550kmぐらいなので有効期限は3日ですね。
往復にすると6日なのでうまく途中下車すればいろんなとこ降りれそうですね。
こんなふうに途中下車の旅を楽しんでみるのはいかがでしょう?